ヨガの練習が順調じゃないときこそ

ヨガをはじめたことで気持ちが軽くなったり、こわばっていた身体の動きが滑らかになったり、見た目にも身体が引き締まったり…。
それだけではなく、
同じ時間のクラスに顔を出すことで先生に質問しやすくなったり、お友達ができたり、その仲が深まったり…。

何かをスタートさせて順調に成果がある時、人は明るいニュースに目がいきますよね。


でも、時にはその逆もあります。
順調だったところに怪我や病気でお休みしなくてはいけなくなったり、引越や家庭の事情で慣れ親しんだクラスを離れなくてはいけなくなったり…。
そういう局面にある時の方がヨガの教えが生きる時なのかも知れません。


時折忘れてしまうけど、自分を含めて物事は常に変化しています。

なんの代わり映えもなく思えることも然り。
受け入れ難い出来事や状況もありますが、そんな時はいつもよりも時間をかけて受け止めることにしましょう。

100%を失ってしまった訳ではないのです。
手元に残ったものは何だろう、
代わりを務められるものはあるのだろうか、
今感じている「不自由」の正体は何だろう、

自分の期待していたこととは何だったんだろう、

心をひらいて、
感じているままに目を向けてみる。
身体を動かしてみる。
深く呼吸をしてみる。

ヨガをする時間で何を得て満たされていたのか、
ヨガを続けていたのは何が目的だったのか、
いま ここで 出来ることは何か、


正解も不正解もないのです。


マットから降りて 生活という実践の場で、
ヨガから学んだことがヒントになる瞬間があるかも知れません。
いまの状況が不本意な方こそぜひ心をひらいて、たくさん感じてみてください。
勿論、ヨガを続ける喜びのなかにいる方はさらにヨガの恩恵を身体いっぱい受けられますように。

かくいう私もこの秋は風邪が長引き、思う練習ができていません。

心をゆたかに保つための練習なのに、いつしか練習時間に執着して近しい人と険悪になることも少なくありません。

色んなコンディションというものがあります。

方法にとらわれず自分を整えて、周りの人たちと笑顔ある１日を送りたいですね。

11月のヨガ教室のスケジュールがでました。